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目の情報処理の遅れ(視覚のタイムラグ)

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目の情報処理の遅れ(視覚のタイムラグ)

人間の視覚情報が脳に届いて処理され、私たちが「見えた」と認識するまでには、
おおよそ0.1秒(100ミリ秒)程度の遅れがあります。


🔍 内訳(ざっくり)

  • 目の網膜での光の受容:数ミリ秒

  • 視神経を通って脳へ伝達:10〜20ミリ秒

  • 脳(視覚野)での処理:数十ミリ秒

  • 合計で約100ミリ秒


🧠 面白いポイント

  • 人間の脳は、この「0.1秒の遅れ」を予測補正しています。

    • 例えばボールが飛んでくるとき、脳は未来の位置を計算して「今」だと感じています。

  • だから、私たちは遅れて見ているのに、リアルタイムに動いているように感じられるのです。


⚠ 競技スポーツなどでは

  • 0.1秒のラグが致命的な場合もあり、視覚ではなく聴覚や反射神経を鍛えることで補うこともあります。

  • 例:ボクシングや卓球の選手は、視覚情報のみに頼らず、パターン予測や直感で動いています。

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